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『雨の中の二人』

ああ ぼくの胸の奥のきみは
そして きみの奥のぼくは
夢だね 夜の描く
ああ 明日の日差し抱いてきみは
輝く 空を背にして行く
夢だね 夜は全て

また 朝焼けの中で
赤く渇く 街が泣いてる

だから
もう 迷わずに きみを閉じ込めよう ぼくに
悲しい物語なら もう聞かない
だから
もう 迷わずに 飛び込んでおいでよ ぼくに
運命は 今始まるのさ


ああ どこへ行くの きみの胸は
そして なにを見るの きみは
熱いね そのまなざし
ああ ぼくが抱きしめよう きみを
そして きみの中の 海を
熱いね 波の音が

果てなく 暗く 深く
続く闇を 恐れる少女
ふるえて

だから
今日 きみの手を握り 見つけ出すよ いまを
永遠の滴 受けて 生まれ変わろう
だから
今日 どこへでも行ける きみがそばに いれば
二人なら 星もつかめるさ


ああ 時の彼方まで
きみを 腕に 抱き続けるよ
永遠に

だから
もう 迷わずに きみを閉じ込めよう ぼくに
悲しい物語なら もう聞かない
だから
もう 迷わずに 飛び込んでおいでよ ぼくに
二人なら どこへでも
運命は 今始まるのさ

 『あなたに滲んで』で到達出来なかった目標に再挑戦しました。Kinki-kid'sにはかなり近づいたような気がしますし、私だったらちょっと人前で歌えないレベルまで恥ずかしさは上昇しましたが、Masao氏は平気で歌ってしまいますし、まだ「恥ずかしい」というより「クサイ」という印象が強いようです。道は険しいのでした。
 でも、書いてみるとこういう歌も面白いものです。普段は斜に構えていても恋に落ちたらストレートにならざるをえないということも現実にあるわけで、あながち大袈裟なデフォルメでもないんですよね。機会があったらまた取り組んでみたい方向性です。

『雨の中の二人』 作曲:Masao 編曲:OTSUN

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