[ clear noise ]

『星行きの舟』

いまでは どうしたって
せつない せつない 想いが
胸の奥へと 遠ざかる
いつまでも 空に燃える雲のように
あふれる あふれる 気持ちは
風に 流れる

そっと どこかへ 飛んでゆく
一人きり 明日の また次へ
星に浮かぶ 瞳
もう痛くは ないから 見てて

空へ行く 人達の影
夜に またたき 燃える影
また一つ 消えて行く影
もう 泣かないでいて


今日から もし 誓えるのなら
あなたと 私の 絆を
私の一部に しよう
明日から 歩いて行こう 道なりに
あの時 あなたに 話した
私の道を

まん丸い 月が 明るいね
どこまでも きれいに 見通せる
窓に映る 涙
今 苦くはないから 呼ぼう

空に舞う 星たちの舟
明るい夜に 燃える影
いくつでも 走り交う舟
滑る ガラスの波

空へ行く 人達の影
夜に またたき 燃える影
また一つ 落ちる 星屑
輝きも はかなく


空に舞う 星たちの舟
明るい夜に 燃える影
いくつでも 走り交う舟
滑る ガラスの波

空へ行く 人達の影
夜に またたき 燃える影
また一つ 消えて行く影
泣かないで 信じて

 最初はこれも『Painful』と同じような方向で恋愛方面へ行くつもりだったんですが、書き始めたらどんどん違う方へ行ってしまったので、まあそれもいいかなとそのまま書き上げたらこうなりました。曲と歌詞のマッチ度ではかなりのものになったのじゃないかと、自分では気に入っています。アレンジもピタリですね。
 この歌詞に関しては私自身あれこれと思い入れのある設定を踏まえて作っているんですが、その辺りは敢えて具体的に表現していませんので、聴いた人がそれぞれに色々な印象を持ってもらえたらと思っています。
 タイトルは当初『星行きの船』だったんですが、Masao氏の提案により「船」を「舟」に変えました。確かにこの方がピッタリ来ます。

『星行きの舟』 作曲:Masao 編曲:YUKI

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